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  • 2025.03.05

痛みや腫れが少ないインプラント治療‼️

痛みや腫れが少ないインプラント治療‼️

皆様、こんにちは。まこと歯科・矯正歯科の院長、木村誠です。20年以上の臨床経験を通じ、患者様が抱える「治療後の痛みや腫れ」に対する不安を解消するため、常に技術と知見を取り入れてまいりました。

今回のブログ、「痛みや腫れが少ないインプラント治療‼️」では、抜歯即時インプラントとフラップレス(切らない)インプラント治療という、従来の方法と比べ、痛みや腫れが少なく、また治療期間を短縮できる治療法をご紹介いたします。

これらの手法は、術後の痛みや腫れの軽減に効果的であることが示されており、実際に当院での治療実績でも高い評価をいただいております。患者様が安心して治療を受けられる環境作りと、最適な治療計画のご提案を目指し、エビデンスに基づく解説と具体的な症例を交えて、丁寧にご説明してまいります。どうぞ最後までご覧いただき、より快適な治療への第一歩としていただければ幸いです。

  1. はじめに
     ・ブログの趣旨と最新インプラント治療の重要性
     ・当院の治療実績・信頼の背景(インプラント治療歴10年以上の経験に基づく)

  2. 痛み・腫れが少ないインプラント治療の全貌
     ・従来治療との違いとメリット
     ・患者様の快適な治療体験を実現するポイント

  3. 抜歯即時インプラント治療
     3.1 治療の概要と特徴
      ・抜歯後即時にインプラントを埋入するメリット
     3.2 治療の流れと実施プロセス
      ・各ステップの詳細解説と実写症例写真の紹介
     3.3 痛み・腫れ軽減のエビデンスと臨床データ
      ・最新の研究や実績に基づく解説(出典付き)

  4. フラップレス(切らない)インプラント治療
     4.1 治療の特徴と適応症例
      ・従来の切開法と比べたメリット
     4.2 治療プロセスの詳細と実際の手技
      ・治療前後の比較写真・実写症例の紹介
     4.3 エビデンスに基づく痛み・腫れの軽減効果
      ・論文や臨床データを交えた解説(参考文献の提示)

  5. 当院の抜歯即時インプラントとフラップレス(切らない)手術の特徴
  6. 両治療法を用いる際のポイント
     ・患者様の状態やご希望に合わせた最適な治療選択法
     ・メリット・デメリットの分かりやすい解説

  7. よくあるご質問(FAQ)
     ・治療に関する疑問点の解消
     ・実際の症例からのエピソード紹介

  8. 最後に
     ・安心して治療を受けるためのアドバイス
     ・当院へのお問い合わせ・ご予約のご案内

1.はじめに

今回のブログ「痛みや腫れが少ないインプラント治療‼️」では、抜歯即時インプラント治療およびフラップレス(切らない)手術という、従来の治療法とは異なるアプローチを取り入れたインプラント治療について、現状の知見に基づいてご紹介いたします。現代の歯科医療では、患者様の生活の質(QOL)の向上を目指し、治療後の痛みや腫れの軽減、回復の促進に努めておりますが、治療効果には個人差があるため、すべての症例において同様の結果が得られるとは限りません。

当院は、インプラント治療において10年以上の臨床実績を有しており、これまでの経験に基づく技術の向上と、最新の治療法の適切な導入を通して、患者様一人ひとりに最適な治療プランのご提案に努めてまいりました。実際の治療現場では、従来の抜歯後に一定期間待ってから行うインプラント治療や、歯茎を大きく切開する手法と比べ、抜歯即時インプラントやフラップレス手術を採用することで、術後の痛みや腫れが軽減され、治療期間も短縮できることを実感しております。

2.痛み・腫れが少ないインプラント治療とは?

◆従来のインプラント治療との違いとメリット◆

従来法は、抜歯をして最低6週から8週以上待ってから1次手術をしておりました。比較的大きく切開しインプラントを埋入した状態です。

上記の写真でお分かりになるように比較的広範囲に縫合する必要があります。

フラップレス手術でインプラント治療を行なった症例の術前

フラップレス(切らない手術)で治療することで、傷の範囲は圧倒的に小さくなります。

・従来のインプラント治療では、広範囲の切開を伴う手法が一般的であり、その結果、手術後に一定の痛みや腫れが発生することがありました。一方、抜歯即時インプラント治療やフラップレス手術は、必要最小限の切開または切開を行わない技法を採用しており、周囲の軟組織へのダメージを抑えることが可能です。これにより、術後の痛みや腫れの軽減、さらには治癒期間の短縮や感染リスクの低下といったメリットが得られると報告されています。

◆患者様の快適な治療体験を実現するポイント◆

患者様が安心して治療を受けられるためには、正確な診断と個々の状態に合わせた治療計画の策定が不可欠です。治療前の十分なカウンセリングにより、ご不安な点を解消し、治療内容や予想される経過について丁寧にご説明いたします。また、手術中の痛み管理や術後のケアに注力し、リラックスできる環境作りを心がけることで、患者様にとって快適な治療体験を提供しております。

3.抜歯即時インプラント治療について

3.1治療の概要と特徴
抜歯即時インプラント治療とは、問題のある歯を抜歯したその場でインプラントを埋入する方法です。従来は抜歯後、粘膜や骨が十分に癒合するまで待ってからインプラントを行うため、治療期間が長引くケースが多く見受けられました。しかし、本治療法では抜歯とインプラント埋入を同時に行うことで、以下のようなメリットが期待できます。

骨吸収の抑制: 抜歯直後にインプラントを埋入することで、抜歯後に生じやすい骨吸収を最小限に留め、自然な骨量の維持に寄与します。
治療期間の短縮: 複数回の手術を回避することで、全体の治療期間が短縮され、患者様の負担が軽減されます。
心理的安心感: 抜歯後すぐにインプラントが埋入されるため、見た目の変化や機能面での不安を早期に解消する効果が期待されます。

ただし、適応には患者様ごとの骨量や組織の状態など、慎重な診断が必要です。


3.2 治療の流れと実施プロセス
抜歯即時インプラント治療は、下記のステップに沿って実施されます。

1.診断と治療計画の策定


 初診時にレントゲンやCTスキャンを用いて口腔内の状態を詳細に評価します。これにより、骨量、歯の位置、周囲組織の状態を把握し、個々の症例に最適な治療計画を立てます。

2.抜歯と同時のインプラント埋入

歯を抜歯する前の状態

抜歯し、インプラントを埋入する準備をします。

 局所麻酔下で問題のある歯を慎重に抜歯し、抜歯部位の状況を確認した後、即座にインプラントを埋入します。必要に応じて骨補填材を使用し、インプラントの安定性を確保します。

3.初期固定と創傷

上記の写真はインプラントの初期固定を調べる装置を装着した状態です。こちらを測定することで、インプラントの成否やその後の補綴治療へのタイミングを予想することができます。

インプラントを埋入した直後に上記の装置を利用して、初期固定値を測定します。ISQ値というものになりますが、こちらの数値が70以上であれば、安心して一回の手術で治療が終えれる可能性が高くなります。もしそれより小さな値のときでも、治癒期間をしっかり設けることで安全にインプラント治療を行う事ができます。


 インプラントの正確な位置決め後、一次固定を行い、周囲の軟組織を丁寧に整えます。また、手術直後の出血や炎症を最小限に抑えるため、抗菌薬や鎮痛剤による管理を実施します。

4.治癒期間と定期的なフォローアップ

治療前

インプラント治療終了時


 インプラントと骨との結合(オッセオインテグレーション)を促すため、一定期間の治癒期間を設け、定期的に経過観察を行います。患者様の回復状況に応じたケアやアドバイスを通じ、安心して治療を進めていただけるよう努めています。


3.3 痛み・腫れ軽減のエビデンスと臨床データ
抜歯即時インプラント治療においては、従来法と比較して術後の痛みや腫れが抑えられるという臨床的な報告がございます。抜歯即時法を採用した症例において、術後の不快感の程度が低く、炎症反応も軽微であるとの結果が示されています。また、当院における長年の臨床データでも、抜歯即時インプラント治療を受けた患者様の多くにおいて、術後の痛みや腫れの軽減、治癒期間の短縮が確認されており、これが治療満足度の向上につながっていると考えております。

これらのエビデンスは、抜歯即時インプラント治療が患者様にとって身体的・心理的な負担を軽減し、効率的な治療を提供する上で有用であることを裏付けています。ただし、個々の症例によって治療効果や回復の速度には差があるため、十分な診断と計画に基づいたアプローチが不可欠です。

4.フラップレス(切らない)インプラント治療

4.1 治療の特徴と適応症例
フラップレス(切らない)インプラント治療は、従来の切開法と異なり、歯茎を大きく切開することなく、必要最小限の操作でインプラントを埋入する手法です。
切開を行わないことで、軟組織への負担が軽減され、術後の痛みや腫れが抑えられる傾向があります。
審美的な観点でも、歯茎の形状や色調が自然に保たれるため、特に前歯部などの見た目が重視される部位に適しています。
また、手術時間の短縮や、縫合が不要となる点も患者様の負担軽減に寄与しています。

適応症例としては、骨量が十分に確認され、かつ歯茎の健康状態が良好なケースに適用されることが多いです。各症例に合わせた診断・計画が不可欠ですが、特に審美面と回復の速さを求められる方にとって有用な治療法となります。


4.2 治療プロセスの詳細と実際の手技
フラップレス治療のプロセスは、以下の流れで進められます。

1.事前診断と計画立案

フラップレス手術の一例。

治療前の全体像がわかるレントゲン写真。

他院で抜歯をされ、当院にインプラント治療希望で来院された方の初診時の口腔内写真。

抜歯後数ヶ月経っており、骨は治癒しておりました。この患者様の場合、角化粘膜が十分あると診断し、歯茎をパンチアウトして最小限の傷を負うだけでインプラント治療が可能と判断しました。

レントゲンやCTスキャンにより、骨量や歯茎の状態を詳細に確認し、インプラントの最適な埋入位置や角度を計画します。

2.局所麻酔と手術部位の準備 十分な局所麻酔を行い、患者様のご負担を軽減した状態で、専用のドリルを用いてインプラント用の穴を形成します。

3.インプラントの埋入

形成した穴にインプラントを慎重に埋入し、安定性を確保します。この過程では、切開や縫合を行わず、最小限の操作で正確な位置決めを実現しています。

インプラント埋入直後の口腔内写真。ほとんど出血がないことがわかります。

4.治療後のケアと経過観察

治療前

治療後

治療後のレントゲン写真


 手術直後は、出血や炎症の兆候を確認しながら、適切なアフターケアを実施します。定期的なフォローアップにより、インプラントと骨との結合状況や、歯茎の回復状態を確認します。


4.3 痛み・腫れの軽減効果

骨量や角化粘膜量が十分にある症例では、フラップレス手術で治療が可能な場合は、非常に有用なアプローチであると考えられます。実際、フラップレス手術でインプラント治療を受けられた方は、痛みや腫れは少なく、痛み止めもほとんど飲まなくてよかったと言って頂けることもあります。
しかし治療の選択にあたっては、個々の症例に応じた詳細な診断と計画が重要ですので、すべての患者様に適応できる治療法ではありません。当院では、治療結果に差が出ない場合には、なるべく低侵襲なインプラント治療を行なっております。

5.当院の抜歯即時インプラント、フラップレス手術の特徴

当院では、抜歯即時インプラント治療およびフラップレスインプラント手術を、厳密な診断と計画のもとで実施しております。これらの治療法は、患者様の口腔内状態に合わせた最適なアプローチを提供するために、先進の技術と製品を用いておりますが、特に抜歯即時インプラント治療は、抜歯直後にインプラントを埋入するため技術的難易度が高い治療法です。以下、当院の治療の特徴について詳しくご説明いたします。

【術前の徹底した診断と計画】

当院には、CTを完備しており、術前、術中、術後、メインテナンス時に撮影できるため、ステップごとに確認ができます。


・治療前には必ずCT撮影を実施し、骨の形状や量、軟組織の状態を詳細に評価します。これにより、各症例に最適な治療計画を策定し、予測されるリスクや難易度を十分に把握した上で治療に臨むことが可能となります。

【術中のガイドサージェリーの活用】

・外科治療の基本は、直視・直達が原則であるため、切開する範囲を大きくする方が、手術部位をしっかりと確認できるため安心です。しかしその反面術後の腫れや痛みは大きいものとなります。一方フラップレス手術は、歯肉を切らないので、盲目的に処置を行う必要があり、難易度が非常に上がります。それを補うのが、サージカルガイドという装置です。これにより術前に予定した場所にインプラントを埋入する事が可能となり、痛みや腫れが少なく安全にインプラント治療ができるようになります。

・抜歯即時インプラント治療においても、術中にガイドサージェリーを用いて、インプラントの正確な位置決めを行います。これにより、従来の方法よりも精密な埋入が可能となり、手術の安全性と正確性が向上します。

【骨量不足への対策】
・抜歯後の部位において、骨量が不足している場合には、骨移植を併用することで、十分な骨量を確保します。これにより、治療結果の安定性が向上することが期待されます。

上顎臼歯部のインプラント治療では、抜歯した部位の根尖側に、副鼻腔の一つである上顎洞があるため、垂直的な骨の不足を生じる事が多々あります。そのような場合でも、クレスタルアプローチによるサイナスリフト(上顎洞底挙上術)を併用する事で、抜歯即時インプラント治療が可能になることがあります。

【使用するインプラントの特徴】

ストローマン社ホームページから引用


・抜歯即時治療に適したインプラントとしては、ストローマンのSLA ACTIVEなど、特殊な表面処理により骨との結合を促進する製品を採用しております。これにより、初期の骨結合(オッセオインテグレーション)が促進され、安定した固定が得られます。
・また、カムログのプログレッシブラインのコーンログタイプのインプラントも使用しており、初期固定が得られやすい設計により、抜歯即時の治療において重要な安定性を確保することが可能です。

当院では、これらの先進技術と製品を組み合わせ、医療ガイドラインに則った安全で確実な治療を提供しております。治療の難易度が高い抜歯即時インプラント治療においても、十分な診断、ガイドサージェリー、必要に応じた骨移植を実施することで、患者様一人ひとりに最適な治療プランをご提案し、安心して治療を受けていただける環境を整えております。

6.両治療法を用いる際のポイント

治療法の選択は、患者様個々の口腔内の状態やご希望、そして治療に求める結果に基づいて決定されます。以下に、両治療法を用いる際の主なポイントと、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説いたします。


1. 患者様の状態やご希望に合わせた最適な治療選択

★抜歯即時インプラント治療
 この治療法では、抜歯と同時にインプラントを埋入しますが、その方法には【フラップレス】と【フラップを開く】2種類があります。
 フラップレスの場合
  抜歯窩の周囲に十分な粘膜と骨が存在し、組織の状態が良好な場合には、切開を行わずにインプラントを埋入することで、手術による軟組織への負担を軽減し、回復を促進することが可能です。

 フラップを開く場合


  一方で、抜歯後の部位に骨補填が必要な場合や、組織の状態をより明確に確認する必要がある場合は、従来通りフラップを開いて手術を行います。こちらは、視認性が高まるため、精密な処置が可能ですが、切開による侵襲が避けられません。

各治療法は、患者様の口腔内の解剖学的条件、審美面でのご希望、そして治療に対するご不安の軽減を考慮して選択されます。治療前には十分なカウンセリングと診断を行い、最適なアプローチを提案させていただきます。


2. メリット・デメリットの分かりやすい解説

【フラップレス手術のメリット】
 ・切開を行わないため、軟組織へのダメージが少なく、術後の痛みや腫れが抑えられやすい。
 ・手術時間が短縮され、回復期間が比較的早い。
 ・歯茎の自然な形状や審美的な仕上がりが維持されやすい。

【フラップレス手術のデメリット】
 ・視認性が限定されるため、正確な骨や組織の状態把握が難しい場合がある。
 ・適用条件が厳しく、十分な粘膜と骨量が確保されている症例に限定される。

【抜歯即時インプラントのメリット】

  • 治療期間が短縮:抜歯と同時にインプラントを埋入するため、通常のインプラントよりも治療期間が短くなる。
  • 骨の吸収を抑えられる:抜歯後すぐにインプラントを入れることで、骨の減少を最小限に抑えられる。
  • 手術回数が減る:通常のインプラント治療では抜歯後に骨が治るのを待つが、それが不要になり、手術の回数が減る。
  • 審美性の維持:特に前歯の場合、歯ぐきの形が保たれやすく、自然な見た目を維持しやすい。
  • 心理的負担の軽減:歯を抜いた後すぐにインプラントが入るため、歯がない期間が短く、患者の不安が減る。

【抜歯即時インプラントのデメリット】

  • 適応症例が限られる:骨の状態が悪い場合や、歯周病が進行している場合は適応できないことがある。
  • 感染リスクがある:抜歯後の傷口にインプラントを入れるため、感染のリスクがやや高まる。
  • 追加の処置が必要になることがある:骨が不足している場合、骨移植や骨造成が必要になることがある。
  • 費用が高くなる可能性がある:追加の処置が必要な場合、通常のインプラント治療より費用がかかることがある。
  • 手術の技術レベルが求められる:一般的なインプラント手術よりも高度な技術が必要であり、医師の経験によって成功率が変わる。

まとめ

患者様の口腔内の状態や治療に対するご希望に合わせて、抜歯即時インプラント治療においては、周囲の粘膜と骨の状態を十分に確認した上で、フラップレス手法を選択するか、または視認性と処置の確実性を重視してフラップを開く手法を採用するかを判断いたします。また、抜歯後に治癒が確認された部位で行うフラップレス手術も、患者様の審美面や快適な治療体験に寄与する方法として有効です。いずれの治療法も、メリットとデメリットを十分に理解した上で、最適な治療計画を立てることが重要です。

.よくあるご質問(FAQ)

ここでは、抜歯即時インプラント治療およびフラップレス治療に関して、患者様からよく寄せられるご質問とその回答、また実際の症例に基づくエピソードを通じて、治療の流れや効果について分かりやすくご説明いたします。


Q1. 治療の痛みや腫れはどの程度ですか?

A.
・当院で行っている各治療法は、術後の痛みや腫れを抑えるための工夫が施されております。
・抜歯即時インプラント治療では、抜歯と同時にインプラントを埋入する際に、周囲の組織への刺激を最小限にする技術を用いております。
・フラップレス治療は、切開を行わずに手術を実施するため、軟組織への負担が少なく、一般的に術後の不快感が軽減される傾向が見られます。
・ただし、痛みの感じ方は個人差がございますので、具体的な状況や対策については診察時に十分にご説明させていただきます。


Q2. 治療期間や回復の目安はどのようになりますか?


A.
従来法のインプラント治療では半年程度かかります(まず抜歯を行い、1ヶ月半〜2ヶ月の間粘膜の治りを待ちます。そしてインプラントの1次手術を行い、2〜3ヶ月治癒する期間を待ちます。その後2次手術でインプラントにヒーリングアパットメントという仮の土台を装着する手術を行います。そしていよいよ粘膜の治癒を待った後型取りを行い最終補綴物装着となります。)。

抜歯即時インプラント治療の場合、インプラント手術から最短3〜4ヶ月で上部構造を装着できます。
・また、フラップレス治療(切らない手術)においても、切開を行わない分、回復が比較的早く、術後の経過がスムーズなケースが多く確認されています。
・なお、個々の症例により、治癒速度や経過は異なりますので、事前の診断を通じて最適なスケジュールをご提案いたします。


Q3. 治療の安全性やリスクについて教えてください。


A.
・当院では、10年以上の臨床経験と豊富な実績を背景に、各症例に合わせた診断と治療計画を徹底しております。
・抜歯即時治療およびフラップレス治療は、患者様の口腔内の状態や骨量、軟組織の健康状態を十分に確認した上で実施しております。
・また、手術後の経過観察や定期フォローアップにより、万が一のリスクにも迅速に対応できる体制を整えております。

・インプラントを埋入位置が著しくズレた場合では、術中、術後にCTを適宜撮影しておりますので、方向の修正を行い埋入するか勇気ある撤退を行い、後日改めて従来法の治療でインプラントを埋入するので、安心・安全に治療を進める事ができます。

・エビデンスに基づいた手法を用いることで、治療の安全性を高め、安心して治療を受けていただけるよう努めています。


Q4. 実際の症例ではどのような効果が見られましたか?
A.
・ある患者様では、抜歯即時インプラント治療を選択された結果、抜歯後すぐにインプラントが埋入され、従来の分割手術に比べて術後の腫れや痛みが軽減され、早期の回復が確認されました。
・また、フラップレス治療を受けた別の症例では、切開を行わないため、歯茎の自然な形状や色調が保たれ、審美的な仕上がりに対して高い満足度を得られた事例もございます。
・これらの症例では、治療前後の比較写真を用いて、患者様ご本人の経過と結果をご説明させていただくことで、安心して治療を進めていただく一助となっています。
・なお、個々の症例において得られる結果は異なりますので、治療の適応や効果については、詳細なカウンセリングを通じてご相談ください。

8.最後に

安心して治療を受けるためのアドバイス
治療を安全に進めるためには、まず十分な診断とカウンセリングが不可欠です。患者様ご自身の口腔内の状態やご希望に基づいて、最適な治療計画をご提案しております。治療前には、疑問点や不安な点をしっかりとご相談いただくことをお勧めします。治療中や治療後も、定期的なフォローアップとアフターケアを通して、経過の確認と迅速な対応を行っています。こうしたプロセスが、安心して治療に臨むための大切なポイントとなりますので、どうぞご不明な点は遠慮なくお尋ねください。

当院へのお問い合わせ・ご予約のご案内
当院では、初回のカウンセリングを無料で行っておりますので、治療内容やご不安な点について、まずはお気軽にご相談いただけます。お電話、または当院のウェブサイトのお問い合わせフォームからご予約いただけます。ご予約いただいた後は、患者様一人ひとりに合わせた詳細な診断と治療計画のご説明を行い、安心して治療を受けていただけるよう努めています。皆様のご来院を心よりお待ちしております。

医療法人 まこと歯科・矯正歯科

福岡県福岡市東区香椎駅前2-12-54-オリジンビル201

℡番号092-692-2963

当院ホームページのトップページにある初診予約・定期検診からWEBからのご予約が可能です。