- 2024.06.08
前歯が噛んでいない(開咬症)方にインビザライン(矯正治療)で矯正治療
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Before
初診時 正面
初診時 上顎
初診時 下顎
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After
治療後 正面
治療後 上顎
治療後 下顎
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Before
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After
患者 | 30代女性 |
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主訴・ニーズ | 右下の歯茎が下がってきたから気になる。 |
診断名・症状 | 開咬症 歯肉退縮 |
治療内容・治療費(自費診療) | 矯正検査 44,000円 矯正治療(インビザライン)660,000円 根面被覆 セラミック修復(66,000〜132,000円) ダイレクトボンディング |
治療費総額 | 2,486,000円(税込) |
治療期間 | 初診から補綴終了まで3年半 矯正治療期間半年 |
来院頻度 | 月1回程度 |
リスク・副作用 |
矯正歯科治療中に歯の動く痛みを生じることがあります 矯正歯科治療中に歯肉腫脹や歯肉退縮が起こることがあります 矯正歯科治療中に知覚過敏を生じることがあります 矯正歯科治療後に咬合変化が生じることがあります |
皆様こんにちは。まこと歯科・矯正歯科の院長をしております木村誠です。
今回は、開咬症の患者様にインビザライン(マウスピース型矯正治療装置)を用いて矯正治療をした症例をご紹介します。
当院に来院されたのは、右下の犬歯の歯茎が下がってきて気になるということでした。
下顎両側の奥歯を中心に歯肉退縮(歯茎が下がっている状態)を認めたため、根面被覆術を行いました。
その後、悪いところは、全部綺麗にしたいという要望がございましたので、矯正治療とその後に不良補綴物を全てやり直すこととなりました。
今回は、世界トップシェアのインビザライン(マウスピース型矯正装置)で矯正治療をすることとしました。
初診時の口腔内写真(正面)
治療終了時の口腔内写真(正面)
当院では、iteroというインビザライン専用の口腔内スキャナーがあるため、通常の型取りが苦手な方でも安心です。(ただし、矯正精密検査の際は、通常の型取りもしております。)
以下にインビザラインを装着開始した時の口腔内写真をお見せします。
インビザラインでの矯正治療は6ヶ月で終了しました。
矯正治療終了時正面
矯正治療後右側。
矯正治療後左側
矯正をすると噛み合わせは、変化してしまうため、治療後は、補綴治療が必要になります。きちんと咬合させることで、矯正治療後の後戻りの予防にも繋がります。
コロナ禍以降、矯正治療を希望する患者様が増え、特にマウスピース矯正はかなり普及してきた印象があります。
ただし、マウスピース型矯正は、矯正治療の方法の一つにすぎず、適応症が限られております。マウスピース型矯正で矯正治療を希望される方は、その適応症であるかを矯正を専門とする歯科医師に相談されることを強くお勧めいたします。
当院では、マウスピース型矯正以外にも目立たない舌側矯正治療も対応可能ですので、なるべく人に気づかれずに矯正治療をしたい方は、お気軽に当院までご相談下さい。