- 2024.05.15
歯根破折により抜歯になった部位へのインプラント治療
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Before
治療前
初診時
初診時
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After
治療後
治療後
治療後
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Before
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After
患者 | 40代女性 |
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主訴・ニーズ | 右下の一番奥の歯が痛い |
診断名・症状 | 下顎右側第2大臼歯歯根破折 |
抜歯部位 | 下顎右側第2大臼歯 |
治療内容・治療費(自費診療) | インプラント検査27,500円 インプラント基本料385,000円 |
治療費総額 | 412,500円(税込) |
治療期間 | 半年 |
来院頻度 | 月一回程度 手術後2週間は週1回程度 |
リスク・副作用 | インプラント治療のリスクと副作用は以下の通りです: 手術リスク: 出血や感染 痛みや腫れ 組織の損傷 骨組織への影響: 骨の吸収や骨密度の低下 骨移植や骨再生が必要な場合がある インプラントに関連するリスク: インプラントの統合不全 インプラントの移動や緩み インプラント周囲炎や骨の損失 感覚や機能への影響: 周囲の組織や神経の損傷による感覚の変化 咬合や噛む機能の変化 審美的な問題: インプラント周囲の組織の変色や縮小 インプラントに関連する審美的な不満足感 全身的なリスク: 全身疾患の影響や悪化 インプラント治療に関連した全身的な合併症の可能性 費用や時間のリスク: 高額な治療費用 長期間の治療期間やリカバリー期間の必要性 これらのリスクや副作用は個人によって異なりますので、治療前に詳しく検討し、リスクとメリットをよく理解することが重要です。 |
皆様こんにちは。まこと歯科・矯正歯科院長の木村誠です。
今回は、歯根破折により抜歯になった部位にインプラント治療を行なった症例をご紹介致します。
初診時右下の奥歯が痛いとのとことで来院されました。
上記の写真からもお分かりになるかと思いますが、歯根が破折し保存できない状態であったため、抜歯を行いました。
患者様は、固定式を希望されたため、インプラント治療で対応することとなりました。
抜歯後2ヶ月でインプラント治療を開始することとしました。
十分骨もあり、特に問題なく1次手術(インプラント体を埋入)を終了しました。
経過良好であったため2ヶ月後に、2次手術(仮の土台を装着)を行うこととしました。その際下顎第2小臼歯の歯冠長延長術を行いました
。
歯冠長延長術前の状態。骨縁から正常な歯質が1mm程度しかないことがわかります。生物学的幅径を確保するため、周囲の歯槽骨を切除しました。
骨縁から4mm程度歯質を出すことができました。
インプラントの固定も問題なく、2次手術を終了しました。
最終上部構造を装着しました。
抜歯の原因は、虫歯と歯周病が約7割と言われていますが、実は、メインテナンスで歯科に通院されている方は、この2つの疾患はある程度予防ができ抜歯を回避できます。
メインテナンス患者様で抜歯になる最も多い原因は、今回の症例のように歯根破折です。
歯根