- 2024.04.29
ブリッジからインプラント治療へ
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Before
治療前 下顎
治療前 右側
治療前 左側
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After
治療後 咬合面
治療後 右側
治療後 左側
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Before
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After
患者 | 30代 男性 |
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主訴・ニーズ | ブリッジが外れたので治療してほしい |
診断名・症状 | ブリッジ不適 下顎両側第2小臼歯欠損 |
治療内容・治療費(自費診療) | インプラント検査27,500円 サージカルガイド55,000円 GBR(骨造成処置)110,000円 インプラント基本料金385,000円×2歯 |
治療費総額 | 962,500円 |
治療期間 | 10ヶ月 |
来院頻度 | 月1〜2回程度 |
リスク・副作用 | インプラント治療のリスクと副作用は以下の通りです: 手術リスク: 出血や感染 痛みや腫れ 組織の損傷 骨組織への影響: 骨の吸収や骨密度の低下 骨移植や骨再生が必要な場合がある インプラントに関連するリスク: インプラントの統合不全 インプラントの移動や緩み インプラント周囲炎や骨の損失 感覚や機能への影響: 周囲の組織や神経の損傷による感覚の変化 咬合や噛む機能の変化 審美的な問題: インプラント周囲の組織の変色や縮小 インプラントに関連する審美的な不満足感 全身的なリスク: 全身疾患の影響や悪化 インプラント治療に関連した全身的な合併症の可能性 費用や時間のリスク: 高額な治療費用 長期間の治療期間やリカバリー期間の必要性 これらのリスクや副作用は個人によって異なりますので、治療前に詳しく検討し、リスクとメリットをよく理解することが重要です。 |
皆様、こんにちは。まこと歯科・矯正歯科の院長をしております木村誠です。
今回は、下顎の奥歯に装着されていたブリッジが脱離(外れて)して来院された患者さんに対し、隣在歯の保護並びに清掃性の向上を図る目的で欠損部にインプラント治療を行なった症例です。
上記の写真は、初診時の下顎咬合面観です。両側ともブリッジが装着されていました。
ある日、左側のブリッジが脱離してきた際、欠損部にインプラントを希望されました。さらに右側もブリッジを外してインプラントをしてほしいとの希望があり、両側とも欠損部にインプラント治療をすることとなりました。
右側はややインプラント周囲に骨の不足を認めたため、GBR(骨造成)を行いました。
左側も同様にやや骨が不足していたため、こちらもGBRを行いました。その後両側とも粘膜の裂開等もなく順調に治癒したため、2次手術に以降することになりました。
2回目の手術も一度に両側とも行うこととしました。
最終修復後約2年の咬合面からの写真です。現在も大きな問題なく経過しております。
今回の症例のように、銀歯や銀歯のブリッジは、歯にきちんと接着しておらず、また精密性に欠けるためよく再治療になります。またブリッジの場合は、欠損歯周囲の歯に大きなダメージを与えるため、歯を失うリスクを高めてしまいます。
歯が欠損した場合は、可能な限りインプラント治療を検討して頂くことが、生涯においては、費用を抑えることにつながるだけではなく、健康を守ることにつながると考えます。
インプラントを検討されている方がいらっしゃいましたら、当院までお気軽にお問い合わせ下さい。