- 2024.06.21
手術回数1回、腫れ、痛みが少ないインプラント治療(上顎小臼歯)
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Before
治療前
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After
治療後 正面
患者 | 女性 |
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主訴・ニーズ | 歯茎にできものができているので治療してほしい |
診断名・症状 | 慢性根尖性歯周炎 |
抜歯部位 | 右上第2小臼歯 |
治療内容・治療費(自費診療) | 抜歯即時インプラント |
治療費総額 | 522,500円(税込) |
治療期間 | 4ヶ月 |
来院頻度 | 月1回程度 手術後抜糸までは、週1回程度 |
リスク・副作用 | インプラント治療のリスクと副作用は以下の通りです: 手術リスク: 出血や感染 痛みや腫れ 組織の損傷 骨組織への影響: 骨の吸収や骨密度の低下 骨移植や骨再生が必要な場合がある インプラントに関連するリスク: インプラントの統合不全 インプラントの移動や緩み インプラント周囲炎や骨の損失 感覚や機能への影響: 周囲の組織や神経の損傷による感覚の変化 咬合や噛む機能の変化 審美的な問題: インプラント周囲の組織の変色や縮小 インプラントに関連する審美的な不満足感 全身的なリスク: 全身疾患の影響や悪化 インプラント治療に関連した全身的な合併症の可能性 費用や時間のリスク: 高額な治療費用 長期間の治療期間やリカバリー期間の必要性 これらのリスクや副作用は個人によって異なりますので、治療前に詳しく検討し、リスクとメリットをよく理解することが重要です。 |
皆様こんにちは。まこと歯科・矯正歯科の院長をしております木村誠です。
今回は、抜歯即時インプラントを行なった症例をご紹介致します。
抜歯即時インプラントとは、歯を抜いたその日のうちにインプラントを埋め込む治療法です。通常、抜歯後に歯茎や骨が治るまで数ヶ月待ってからインプラント手術を行うのが一般的ですが、即時インプラントではその待ち時間を短縮します。
それでは、症例を提示致します。
向かって左から2番目の歯の歯茎にできもの(サイナストラクト)ができている状態でした。病名は慢性根尖性歯周炎で歯根端切除術の既往がありました。
患者様との相談の結果、抜歯を行いインプラント治療をすることになりました。
抜歯を行い、十分不良肉芽を掻爬しました。
ガイドサージェリー(手術支援装置を用いた手術)でインプラントを適切な位置に埋入しました。傷口は、数ミリで、切開も全くしておりません。
インプラントと骨の間に骨補填剤とコラーゲンを入れ、縫合を行い手術を終了しました。
手術後2週間の状態です。本当に傷口が小さいことが分かります。
上部構造(ジルコニアセラミック)を装着時の写真ですが、アクセスホール(インプラントのねじ止め用の穴)の位置が中央にあります。これは、インプラントが適正な位置に埋入されていることを意味します。
治療後の口腔内写真です。隣接歯とも非常に調和し、自然な仕上がりとなりました。
治療期間も約4ヶ月で、治療期間も短くすることができました。
抜歯即時インプラントは、患者様の身体に負担の少ない治療ですが、通常のインプランと治療に比べ、難易度が上がります。
当院では、適応症を見極めた上で、抜歯即時インプラントを行なっております。すべての患者様に行えるものではありません。
もし抜歯と診断され、インプラント治療を検討されている方は、当院までお気軽にご相談ください。